学習の目標
今回の学習の目標は以下の通りです。
- 北京についての文章の構造を把握しましょう。
- 文章の構造を利用して、他の文章も読みましょう。
- 同じ構造で、文章を考えてみましょう。
中国語「北京」の文章
「北京」という単語を含む文章に触れましょう。中国語文の下の領域をタップ(クリック)すると、日本語訳が表示されます。
北京是中国的首都。在北京,你可以看天安門和故宮。北京的北京烤鴨很好吃。我喜欢在胡同里走。来北京,一定要看長城。
文章に用いられる文法復習
1. ~的[名詞]構造
「的」は修飾語を名詞に接続する役割を果たします。形容詞や名詞の後に「的」を付けることで、修飾語が何を説明しているのかを明確にします。形容詞はそのままの形で「的」をつけて名詞を修飾します。一方、名詞の場合は、その名詞が修飾語となり、所有や属性を表すために「的」をつけます。
- 形容詞を使った場合:
- 美丽的花 (měilì de huā) – 美しい花
- 快的车 (kuài de chē) – 速い車
- 名詞を使った場合:
- 学生的书 (xuéshēng de shū) – 学生の本
- 夏天的天气 (xiàtiān de tiānqì) – 夏の天気
2. 可以 (kěyǐ)
「可以」は「~することができる」という意味を表します。何かが可能であることや許可されていることを示すのに使われます。例として「在北京,你可以看天安門和故宮」という文では、北京で天安門や故宮を「見ることができる」という意味になります。
3. 喜欢 (xǐhuan)
「喜欢」は「好きである」という意味です。何かや誰かが気に入っていることを表現する時に使います。例として「我喜欢在胡同里走」という文では、「私は路地を歩くのが好き」という意味になります。つまり、自分の好みや興味を伝えるのに使う言葉です。
同じ構造の文章
以下は、上にある北京についての文章と同じ構造で構成されたものです。
まず中国語文を見て、日本語訳を考えてから、深緑の空欄を押して日本語訳を確認しましょう。
上海
上海是中国的大都市。在上海,你可以看东方明珠电视塔和外滩。上海的小笼包很好吃。我喜欢在弄堂里走。来上海,一定要看豫园。
南京
南京是中国的历史名城。在南京,你可以看中山陵和明孝陵。南京的鸭血粉丝汤很好吃。我喜欢在老街里走。来南京,一定要看夫子庙。
西安
西安是中国的古都。在西安,你可以看兵马俑和大雁塔。西安的羊肉泡馍很好吃。我喜欢在回民街里走。来西安,一定要看城墙。
パラレルライティングの下準備
同じ構造の文章にいくつか触れたところで、この構造を利用して、自分の文章を書いてみましょう。
手順①:テーマを決める
北京や上海のように、自分の書きたい都市を一つ決めましょう。自分の生まれ育った都市を選ぶと、後の手順が進めやすいです。
手順②:表を埋める
次の表を見て、各要素に当てはまる情報を埋めていきましょう。
①都市名 | [ ] |
②どこの国? | [ ] |
③どのような都市? | [ ] |
④そこでできること | [ ] |
⑤そこのグルメ | [ ] |
⑥そこでの活動であなたが好きなこと | [ ] |
⑦おすすめしたいこと | [ ] |
手順3:日本語の文章にしましょう
上の表を文章の形に直しましょう。
[ ① ]は[ ② ]の[ ③ ]です。
[ ① ]では[ ④ ]ができます。
[ ⑤ ]はとても美味しいです。
私は[ ⑥ ]がとても好きです。
[ ① ]に来たら[ ⑦ ]をするべきです