学習の目標
今回の学習の目標は以下の通りです。
- 北京についての文章の構造を把握しましょう。
- 文章の構造を利用して、パラレルライティングの下準備をしましょう。
- 中国語のパラレルライティングを実践してみましょう。
中国語「北京」の文章
「北京」という都市をテーマにした文章を扱っいました。今回は、その文章と同じ構造で、自分の好きな都市について説明する文章を中国語で書いてみましょう。
北京是中国的首都。在北京,你可以看天安門和故宮。北京的北京烤鴨很好吃。我喜欢在胡同里走。来北京,一定要看長城。
北京は中国の首都です。北京では、天安門や故宮を見ることができます。北京ダックはとても美味しいです。私は路地を歩くのが好きです。北京に来たら、万里の長城を必ず見るべきです。
パラレルライティングの下準備(例)
同じ構造の文章にいくつか触れたところで、この構造を利用して、自分の文章を書いてみましょう。
手順①:テーマを決める
北京や上海のように、自分の書きたい都市を一つ決めましょう。自分の生まれ育った都市を選ぶと、後の手順が進めやすいです。
ここでは例として、広島を挙げてみます。
手順②:表を埋める
例として挙げた広島をテーマにして、各要素に当てはまる情報を埋めてみると以下のようになります。
①都市名 | [ 広島 ] |
②どこの国? | [ 日本 ] |
③どのような都市? | [ 地方都市 ] |
④そこでできること | [ 原爆ドームや厳島神社を見ること ] |
⑤そこのグルメ | [ お好み焼き ] |
⑥そこでの活動であなたが好きなこと | [ 平和公園を散歩すること ] |
⑦おすすめしたいこと | [ 宮島を見ること ] |
手順3:日本語の文章にしましょう
上の表を文章の形に直すと次のようになります。
[ 広島 ]は[ 日本 ]の[ 地方都市 ]です。
[ 広島 ]では[ 原爆ドームや厳島神社を見ること ]ができます。
[ お好み焼き ]はとても美味しいです。
私は[ 平和公園を散歩すること ]がとても好きです。
[ 広島 ]に来たら[ 宮島を見ること ]をするべきです。
中国語のパラレルライティング
ここからは、皆さんがそれぞれ前回の下準備で作った日本語文を用いて下さい。
以下は中国語の文章を空欄にしたものです。皆さんがそれぞれ下準備で作った日本語文を中国語に訳すとき、これに必要な中国語単語を調べて当てはめましょう。
[ ① ]是[ ② ]的[ ③ ]。在[ ① ],你可以[ ④ ]。[ ① ]的[ ⑤ ]很好吃。我喜欢[ ⑥ ]。来[ ① ],一定要看[ ⑦ ]。
このように、例文と同じ構造を用いて自分のテーマに書き換える方法を、パラレルライティングといいます。単語やセンテンスを入れ替えると、色々な文章を書くことができるようになります。