介詞“给(gěi)”は「だれに」を表す用法

中国語の“gěi”には、「【誰々】に」という介詞の用法があります。

介詞“给”

ポイント

  • 「だれに」ブロックを作り、動作が誰のために行われているのかを表します。
  • 「だれ(なに)が」「だれに」「どうする」というように、日本語と共通した語順で使われます。

介詞“给”の中国語例文

姐姐给我写信。

Jiějie
姐姐
gěi
〜に
xiě
書く
xìn
手紙
.

「やじるし文法」の操作手順

  1. ブロック下部の黄色い部分をクリックすると単語(フレーズ)の日本語の意味が現れます。
  2. 全ブロックの日本語の意味を確認したら、矢印に従って文全体を訳しましょう。
  3. 「日本語訳」欄の白い部分をクリックすると日本語訳が現れます。
石井理
石井理

文法ブロック

この例文は「だれは」「だれに」「どうする」という順番でブロックが繋がっています。日本語と共通する順番ですね。

よくある質問

“给”っていくつ用法があるんですか?

学習者さん
学習者さん

中国語を習っていると、“给”という字がいろんな文法項目として出てくるのですが、一体どれだけ用法があるんですか?

主な用法としては、以下のような数種類あります。

  • 動詞(二重目的語):”gěi” + 【人】 + 【物】で、「【人】に【物】をあげる」
  • 介詞:”gěi” + 【人】 + 【動作】で、「【人】に【動作】する」
  • 副詞(受け身):”gěi” + 【動作】で、「【動作】してあげる/【動作】される」
  • 結果補語:【動作】 + ”gěi” + 【人】で、「【人】に【動作】する」(動作は、多くが「与える」などの意味を持つ)

詳しくは、それぞれの項目についての解説を参照してください。

この記事を書いた人
石井理(いしいさとる)

「やさしい中国語」主催/「合同会社まなびのクリエイト」社長/早稲田大学 非常勤講師(中国語)/明治大学 兼任講師(中国語)/早稲田大学第一文学部 卒業 → 早稲田大学大学院 修士課程 修了

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